サーブレシーブ
Aパスとは?
Aパス率の計算と
B/Cパスとの違い
最初に結論
Aパスは、攻撃の選択肢を残す返球です。
Aパスは、セッターが複数の攻撃を選びやすい位置へ返ったサーブレシーブです。Aパス率は返球の割合ですが、練習を決めるときは、返球後に攻撃を作れたか・得点できたかまで続けて見ます。
- 読み方エーパス
- 比較するものB・Cパスとの違い
- 次に見るもの返球後の攻撃とサイドアウト
チームによってA・B・Cパスの基準は少し変わります。大切なのは、記録担当とコーチが同じ基準で入力し、数字を「返球の採点」だけで終わらせないことです。
AパスとAパス率の基本
一般的には、セッターがネット付近で安定してトスを選べる返球をAパスと呼びます。チームによって基準は少し変わりますが、記録担当とコーチが同じ基準で入力できることが大切です。
この4段階は全国共通の絶対基準ではありません。返球位置だけでなく「攻撃の選択肢が何本残ったか」を含め、記録担当と指導者が同じプレーを同じ評価にできる基準を先に決めます。
セッターへのパスは、どこへ返す?
先に答えると: セッターが無理なく入り、速攻と両サイドを含む複数の攻撃を選べる場所が基本です。ネットへ近づけすぎず、ローテーションとセッターの開始位置に合わせて、チーム内の目標範囲を決めます。
「ネット際の1点へ正確に返す」ことだけを目標にすると、ネットを越える返球やセッターを動かす返球まで同じ評価にしやすくなります。返球位置に加えて、セッターが体勢を保てたか、攻撃の選択肢が何本残ったかで判断します。詳しい練習設計は、レセプションとは?意味・返球位置・練習方法で整理しています。
Aパス率の計算方法
例: A評価12本、B評価8本、C評価4本、D評価2本なら、12 ÷ 26 × 100 = 46.2%です。
A評価だけを分子にし、B・C・D評価もすべて母数へ含めます。率だけを残すと試行数が分からないため、「46.2%(12/26本)」のように本数を並べて確認します。
無料コーチングツール
Aパス率・評価分布計算ツール
A・B・C・Dの評価数を入力すると、Aパス率、A+B評価率、D評価率と母数を確認できます。
- 総レシーブ数
- 0
- A+B評価率
- --
- D評価率
- --
評価数を入力するか、26本の例を読み込んでください。
計算式 A評価数 ÷ A・B・C・Dの全評価数 × 100
この計算ツールはチーム内の振り返り用です。A・B・C・Dの定義はチームごとに揃え、公式記録や選手選考の単独基準には使用しないでください。
計算した後に必要なこと
単発の率から、試合の文脈へ。
- まず無料で確認
- 上の計算ツールで評価分布を確認。アプリのFreeプランは0円で5試合まで記録できます。
- Proが向く場面
- 複数試合や月間レポートで、同じチームの変化を継続して振り返りたいとき。
- Staff / Teamが向く場面
- マネージャーが記録し、監督・コーチが同じ試合と練習方針を確認したいとき。
Vollyzeの役割: Aパス率だけで選手を採点するのではなく、評価した選手、得点状況、ローテーション、サイドアウト結果を同じ流れで見直すためのアプリです。
Aパス率だけで見ない
Aパス率が高くても、Aパス後の攻撃成功率が低ければ、課題はレシーブではなく攻撃接続にあるかもしれません。逆にAパス率が低くても、二段攻撃や切り返しで得点できていれば、試合としては粘れている状態です。
チーム課題と個人評価を分けて考える
Aパス率は選手別にも見られますが、最初から個人ランキングにすると、担当範囲や相手サーブの難しさを無視しやすくなります。まずはチーム全体で「どのローテーション・狙われ方・返球後の攻撃」で評価が落ちたかを確認し、必要なときだけ個人記録へ進みます。
個人を見る場合も、Aパス率だけではなく、受けた本数、担当したゾーン、Aパス後の攻撃、サイドアウトまでを一緒に確認します。Vollyzeでは、補助入力で選手とレシーブ評価をラリーへ結び付け、試合後にチームと選手の両方から見直せます。
練習への落とし込み
練習では、「Aパスを増やす」だけでなく「Aパス後に何を使うか」まで条件にします。たとえば、Aパス後にミドルを1本使う、R5固定で3本連続サイドアウトを取る、狙われた選手から攻撃までつなぐ、という形です。
- 前回試合でAパス率が落ちたローテーションを選ぶ。
- 相手サーブの狙いを再現し、返球ゾーンを決める。
- 返球後の攻撃まで続け、得点できたかを確認する。
- 例: 試合で見えたこと
- R5ではAパスが返っても、1本目の攻撃が単調になりやすい。
- 確認する根拠
- Aパス後の攻撃成功と、サイドアウトできた割合を同じローテで見る。
- 次の練習テーマ
- 相手サーブから始め、Aパス後に複数の攻撃を使って3本連続で切る。
よくある質問
Aパスとは何ですか?
Aパスとは、セッターが複数の攻撃を選びやすい位置へ返ったサーブレシーブのことです。チームによって基準は少し違いますが、「速攻や両サイドを使える返球」と考えると分かりやすくなります。
Aパスはエーパスと読みますか?
読み方はエーパスです。検索では「aパス」「えーパス」と書かれることもありますが、バレーボールのサーブレシーブ評価としては、攻撃を作りやすい返球を指します。
セッターへのパスは一般的にどこへ返しますか?
セッターが無理なく入り、速攻と両サイドを含む複数の攻撃を選べる場所へ返すのが基本です。ネットへ近づけすぎず、ローテーションやセッターの開始位置に合わせてチーム内の目標範囲を決めます。
AパスとBパスの違いは何ですか?
Aパスは攻撃の選択肢を広く残せる返球、Bパスは攻撃は作れるものの選択肢が少し限られる返球です。Bパスでも得点できる場面はあるため、返球評価だけでなく、その後の攻撃まで見ます。
Aパス率はどう計算しますか?
A評価の本数を、A・B・C・Dを含む全サーブレシーブ評価数で割り、100を掛けます。たとえば26本中12本がA評価ならAパス率は46.2%です。上の無料計算ツールでも確認できます。
Aパス率は何パーセントを目安に見ればよいですか?
年代や相手のサーブ力で変わるため、絶対値だけで判断しない方が安全です。同じチーム内で、セットごと、ローテーションごと、相手のサーブタイプごとに比較すると、次の練習へつなげやすくなります。
Aパス率だけでレシーブの良し悪しを判断してよいですか?
Aパス率だけでは不十分です。Aパス後にミドルを使えたか、攻撃が決まったか、サイドアウトできたかまで見ると、練習テーマを決めやすくなります。
A・B・C・Dパスの基準は全国共通ですか?
全国共通の絶対基準ではありません。チームや分析方法によって返球位置や攻撃可能性の定義が変わるため、比較前に記録担当と指導者で基準を揃えることが大切です。